QuickField 荷電粒子軌道シミュレーション
QuickField5.0では、平面および軸対称の問題における静電場中の荷電粒子(ビーム)軌道シミュレーション機能を搭載しました。これは有限要素解析と軌道計算アルゴリズムの融合による、QuickFieldオリジナルのアプローチです。
軌道計算は次のデータを使用します。
軌道計算結果
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計算平面上のビーム軌道方向
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軌道ポイントの運動パラメータ
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速度
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加速
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軌道ポイントの移動距離および移動時間
QuickField軌道計算は次の仮定に基づきます。
これらの仮定によって、ニュートンの微分方程式に従って、2次元静電場E(x、y)における荷電粒子軌道(x(t)、y(t)、z(t))を記述することができます。
この6つの1次方程式を3次方程式に再編成すると、次のような方程式で表わされます。
時間tに関する粒子軌道長l(t)を定義するには、Runge-Kutta-Merson法の自動積分ステップ法を使用します。この数値積分法は有限要素境界(要素外部を考慮するためのステップ)直前で止まります。要素中の最終ポイントでは、時間に関するそのテーラー級数展開されるセグメントを備えた軌道を推定し、Tartaglia-Cardano方程式を使用し、解析します。
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