静解析 |
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モデルは複合ソリッド、シェル、薄膜、3Dフレーム、ピン・ジョイント・トラスおよびそれらの異方性材料を組込むことができます。荷重として、圧力、集中荷重、熱膨張、重力、遠心力などを指定し、拘束条件には、平面や剛体連結条件を定義することができます。また、線形的な対称性および周期性の定義のよって構造物を単純化することができます。そして、損傷位置や安全係数の推定するための多様な応力を計算することができます。 |
非線形静解析 |
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非線形静解析は線形静解析より複雑な振る舞いをモデル化することができます。線形静解析では対応できない非線形問題またフックの法則が当てはまらない大きな歪みを伴うような幾何学非線形、塑性変形、非線形材料特性、接触境界条件などの問題に対応します。荷重は時間とともに変化するか、あるいは断続的に印加されます。 |
モード解析 |
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構造物の構造特性(弾性、質量慣性)に基づく振動モードシェープと固有周波数を推定します。構造物の動的周期特性を解析することによって、モーダル解析および動的応答特性の解析に使用されます。モデルは薄膜、シェル、ソリッド、2D/3Dフレームをサポートし、複雑な構造特性を推定することができます。 |
動的応答解析 |
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非定常荷重(時間とともに変化する荷重)に伴う構造物の挙動は、コンピューター・シミュレーションなしで評価することは困難です。動的応答解析は構造物の振動特性を考慮し、時刻歴モードにおいて、その振動荷重に対する応答シェープおよび応力などを識別することができます。 |
熱伝導解析 |
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熱伝導解析は、対流、放射、熱源および温度特性の結果を使用して計算することができます。フィン要素は、容易にヒートシンク、ワイヤーおよびビームなどの断面をモデル化することができます。定常温度および熱流の分布をシミュレートすることができます。 |
流体解析 |
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Mecwayは、一般2D非粘性フロー、ナビエ-ストークス方程式による2Dフロー、多孔性材料の浸透性、ベアリング流体力学、プラスチック材のような非ニュートン流体をモデル化することができます。さらに、タンクや容器内の液体振動モードを推定することができます。 |
電流フロー解析 |
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ソリッド導体内の電圧および電流の分布をシミュレートすることができます。解析に伴う集中抵抗器、電圧ソース、電流ソースは、任意の幾何学特性と結合することができます。電位差を伴う導体断面の電場密度、電流強度などを推定することができます。これはコンデンサー設計などのために必要です。 |
音響解析 |
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室内や閉空感の反響効果などの解析に利用することができます。これは機械的振動に伴う強い波動(縦波、横波)の影響をシミュレートするのに有効です。例えば、音響ボックス、コンサート・ホール、乗り物のキャビン内などの音響モード解析に応用されます。 |