QuickField 6.4 新着情報
新バージョンQuickField
6.4は、3Dシミュレーションの改良を伴うQuickFieldのメジャー・アップデート・バージョンです。
幾何学モデルは、従来のQuickFieldバージョンと同様に、CADシステムで作成し、STEPファイルとしてインポートするか、QuickFieldモデル・エディタで平面幾何学データを押し出すことによって、作成されます。また、バージョン6.4以前では、CADベース・モデルはシングル・ボディ・トポロジー(単体構造モデル)に制限されていましたが、複数ボディ(数に無制限)のアセンブリ構造をサポートし、そのシミュレートを可能にします。
FEAメッシュ生成の新アルゴリズムは高速化され、自動3Dメッシュあるいは手動での3Dメッシュは数秒によって構築されます。即ち、新バージョンはより高速化、高精度化された3D
FEAソルバーを特色とします。これらの改良によって、QuickFieldソフトウェアの3D解析は操作性、効率性が拡張され、従来の2D解析で実証されたような高精度な結果が得られます。
3D解析の適用例図を以下に示します。それらの概要は、QuickFieldサイト(開発元)に紹介されています。
ガス処理容器
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吸出パイプ
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電流リミッター
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アーティング
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CADシステムからのインポート
汎用CAD
システムで対応しているDXFファイルからモデル幾何学データをインポートすることができます。それには、QuickField
FileメニューのImportDXFをクリックし、ファイル名を入力すると全体モデルが表示されます。
CADシステムから2D幾何学データをインポートする場合、インポートされたモデル・エラーを修正する必要があるかもしれません。例えば、いくつかのノードが重複している場合には、それらのノードをマージしなければなりません。
このアルゴリズムは相対的パラメータ(モデル・サイズ)によってコントロールされます。それはモデル・プロパティ・ウィンドウで調節することができます。Dimensionlessパラメータ:Settings
/DXF import/ Toleranceは最大モデル・サイズからの比率として、その許容距離を定義します。
Ignore
Extentsは、DXFファイルに記録されたモデル情報のサイズを無視するためのフラグです。この情報が無視することによって、モデルのインポートエラーを防ぐかもしれません。QuickFieldは、SolidWorksからモデルをインポートするために、SolidWorksアプリケーションのインポートスケッチにためのQuickFieldアドインを提供します。このアドインを起動するには、EditメニューのImport
from SolidWorksコマンドをします。
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