QuickField 6.3 新着情報
非定常熱伝導解析(2D)の初期温度
QuickField6.2バージョンの非定常熱伝導解析における初期温度は、常に0でした。初期温度は初期条件として使用され、任意の初期温度に基づく温度分布の解析には、QuickField問題を個別に準備する必要がありました。
6.3バージョンでは、その他の問題特性をモデルに定義する方法と同様に、初期温度を指定することが可能になりました。初期温度は定数あるいは座標の関数になります。
3D問題の積分表面計算
QuickField6.2バージョンの3D表面の積分計算では、モデル全体の表面のみを対象としていました。新バージョンでは、計算された3D表面の積分計算値リストがサポートされます。そのため、個別のモデル表面を選択したり、モデル全体を対象とした積分表面を使用することができます。
3D問題での2Dセクション・ウィンドウにおけるユーザー定義コンター
前バージョンでは、コンターとして接続しているエッジ・グループに選択し、XYプロット上のこのコンターに沿ったフィールド・パラメータ分布を観察することが可能でした。
新バージョンでは、さらに、その方法が拡張され、2Dセクション・ウィンドウにおいて、任意のコンターを構築し、そのコンターに沿ったフィールド・パラメータ分布値に関するXYプロットおよびテーブルの両方を構築することが可能になりました。
|