QuickField 6.1 新着情報
QuickField 6.1は、STEPファイル・フォーマットを使用し、汎用3D
CADパッケージから3D幾何学データをインポートし、この幾何学データ上で静電場問題をセットアップすることにより、幾何学モデルの定義操作を簡略化させ、迅速な解析とポストプロセスが可能になります。
3D幾何学データのインポート
バージョン6.1は、3D CADモデルとしてのSTEP(ISO
10303)フォーマット(汎用CADシステム対応)のインポート機能が追加されました。これにより、3D幾何学モデルがバックグラウンド領域(既定のモデル空間ボックス領域)と統合されます。このバックグラウンド領域は計算スペースを決定し、境界条件などのセットアップにも使用されます。
3Dメッシュ密度コントロール
オリジナル2Dモデルの頂点にあらかじめ割り当てられ指定されたステップ値に従って、QuickField
6.1中の3Dメッシュ密度がコントロールされます。プリプロセスの3D押し出し手続きによって、2D頂点から押し出されたすべての3D頂点はメッシュ・ステップと同じ値が割り当てられます。その結果、3Dメッシュ密度は、Z軸に沿った値になります。
QuickField 6.1は、2D
QuickFieldモデル用のアプローチを使用し、3Dメッシュ・コントロールにも適用されます。
3Dモデルの任意頂点は、あらかじめ指定された空間メッシュ・ステップに関係付けられ、四面体の有限要素メッシュの自動生成に使用されます。その空間メッシュ・ステップは、生成される頂点数を決定し、自動メッシュ・コントロール・アルゴリズムに使用されます。 |