QuickField 5.7 新着情報
1. 非定常電場(Transient Electric Field)解析
QuickField5.6バージョンでは、電場計算問題の3つ新たな公式が搭載されました。新たに、QuickField5.7で導入された公式は非線形伝導誘電体中の非定常電場シミュレーションを実行するために追加されました。
解析タイプ |
伝導誘電率 |
不確定伝導の 誘電体 |
時間依存 |
Electrostatics |
定常ブロック |
- |
- |
DC
Conduction |
定常ブロック |
定常ブロック |
- |
AC Conduction |
定常ブロック |
定常ブロック |
時刻歴ハーモニック・ソース フィールド・パラメータの振幅と位相が計算されます。 |
非定常電場
|
時間依存 フィールドソース:E |
時間依存 フィールドソース:E |
任意の時間依存フィールドソースは時刻歴フィールドを生成します。 フィールド・パラメータは指定の時間範囲内で計算されます。 |
新しい公式は、パルスソース(例えば、稲妻によって引き起こされる過電圧)にさらされたオブジェクト中のフィールド分布を解析することが可能です。また、それは電流絶縁体の設計に適用することも可能です。それはバリスター過電圧の保護やその他の非線形場と等価な要素を含んでいます。
2. ユーザー・インターフェイス
ウィンドウ・ポジショニング方法が採用されました。QuickFieldのメイン・ウィンドウや任意の問題ウィンドウをツール・ウィンドウとしてドック化することができ、各ウィンドウを任意の組み合わせで縦横に並べ替ることができます。
ドキュメント・ウィンドウは、QuickFieldのメイン・ウィンドウ底部タブによってコントロールされ、それらの間のスイッチングを単純化します。
新しい問題プロパティ・ウィンドウでは問題プロパティ・ダイアログを拡張し、いつでも確認し、その問題パラメータの編集を可能にします。
それぞれのアクティブ・ウィンドウは異なるアイコンを示し、個々のツールバーでコントロールされます。これによって、それぞれのアクションの誤動作を回避することに有効です。ツールバーはツールチップ(解説)が装備されます。
3. ActiveField
オプション
新しいActiveFieldのオブジェクトや機能には、新しい非定常電場問題の公式に関する材料特性や境界条件へのアクセスを提供します。 |