QuickField 5.6
新着情報
1. 非線形ACハーモニック磁場解析
ACハーモニック磁場解析におけるより複雑な磁場問題、例えば、シヌソイド・ソース(同一周波数の電流や電圧の正弦波などの生成)のフィールドを仮定する場合、この仮定を従来のアプローチ(飽和ヒステリシス)では正しく定義できません。
それは自明なことですが、複雑な磁性材料や微小ヒステリシスに対応するためには、従来の公式を用いた近似化が有効です。そのため、定義周波数と等価なDCベースの磁化曲線の自動再計算を必要とします。
QuickField
5.6は、ACハーモニック磁場解析のための新しい公式を導入し、より複雑な磁性材料などの飽和曲線を自動的に再計算します。

2. カーブ・エディタ機能の拡張
カーブ・エディタは非線形材料特性を入力し編集するために使用されます。
- 将来の使用のためにそのサイズと位置を節約し、マウス操作によるエディタ・ウィンドウを自動的にサイズ変更
- テーブル・データの編集
- テーブルとクリップボード間の交換(コピー/ペースト)
- テーブルの列データ、グラフ・ポイントなどの削除やコピー
- プリントあるいはクリップボードへのコピーおよびファイル保存などの選択
- AC磁気問題用のオリジナルと再計算後のカーブの観察
3. 回路素子(非定常磁気学問題)用の電流・電圧テーブル

4. LabelMoverの更新
- テキストファイルへのエクスポート
FileメニューのExport...
コマンドにより、結果のすべてエクスポートすることができます。 結果はセパレータ(タブ)を使用し、テキストファイルに保存されます。
- コマンドライン・モードにおけるLabelMoverの実行
コマンドライン・スイッチ/Sで、コマンドライン・モードでLabelMoverを実行することができます。 LabelMoverは問題シーケンスを生成し、生成された問題を解析し、.qlmファイルとして結果を保存し、自動的に出力します。指定時間にLabelMoverの実行を予定し、その機能を使用することが可能です。
- 結果演算の高速化
LabelMoverは既存の解析(それらの未解析においても)から単に新しい値を抽出し、既存の解析結果に新しい値を追加することができます。
5. 初心者用の初期スクリーン
QuickFieldは初期スクリーン・ウィンドウを表示します。QuickFieldパッケージとして供給されている様々な参照項目(ムービー、例題、解説、ドキュメントなど)にアクセスすることが可能です。次回において、ヘルプ・メニューからこのスクリーン表示を無効にすることができます。
6. Administrative Setup
QuickField 5.6
Professionalは、マルチ・ワークステーションへのソフトウェア・インストレーションを単純化するためのAdministrative
(管理)セットアップ・モードを導入します。. |