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QuickField 5.4新着情報

非定常電磁場(Transient Electromagnetics)サーキット解析

QuickField 5.3で導入されたAC磁場問題用のフィールド/サーキット解析は、非定常電磁場問題にも適用しました。この拡張機能により、飽和強磁性コアや永久磁石のような強磁性導体および導体間に位相特性が存在する非定常電磁場過程をシミュレートすることができます。

その公式はアクティブ荷重、パッシブ荷重、終端ゾーン効果、多重ライン接続などをサポートし、渦電流問題に関する解決策を提供します。それは主として大型(あるいは厚い)導体などで構成される電磁気機械装置に適用されます。

回路エディタでは、時間依存フィールドソース・パラメータを定義し、回路中のすべてのブランチにおける電流および電圧が回路計算ウィンドウにプロット表示されます。

そして、新しいポスト・プロセッサでは、磁界シミュレーション領域内の電気回路に関する時間領域解析結果を表示する機能が搭載されました。                                                         


LabelMover 2:接続回路コンポーネントおよび許容差分解析

回路(直列および並列)のシンプルな計算ツールとしての新バージョンのLabelMoverは、電気回路の構成要素であるフィールド・モデル部分のサイズやその物理特性を容易に修正することができます。

その新しいLabelMoverの特徴として、
実際のモデル部分サイズと相対的位置関係が指定パラメータの公称値と異なるため、許容差分解析(上確定な材料特性によるパラメータ変数結果の分析)を行う機能が追加されました。

また、LabelMoverにより、解析に必要なQuickField問題データを自動的に生成し、その結果の統計的分布を観察することができます。このツールも計算結果の信頼性と入力パラメータに関する最大偏差の計算に利用されます。

QuickFieldは、Windows XP、Windows2003サーバー対応64ビット・バージョンとの互換性

QuickFieldセットアップ・プログラムは、Windows XP x64およびWindows2003サーバーx64の64ビット・バージョンをサポートします。この64ビット・プラットフォームは自動的に認識されます。

モデル・エディタとアクティブ・フィールド(ActiveField)の拡張

モデル・エディタは、新しいモード(ドラッグ・アンド・ドロップ・オペレーション)、イメージの高速表示、ルック・アンド・フィール、ファイル保存、印刷などの機能が追加、更新されました。

QuickFieldのオブジェクト・モデルであるActiveFieldは、最新の解析タイプをサポートし、フィールド・モデル・ライブラリとしてQuickFieldを使用したソフトウェア開発者に、より多くの可能性を提供します。

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