初期操作ガイド
誰もがQuickFieldの先進機能を容易に使用することができます。他のFEAプログラムを使用したことがあるエンジニアはその有限要素モデリングが容易であることに驚くでしょう。フィールド・モデリングに関して初心者であっても、心配することはありません。いかなるエンジニアや学生でも、また、数学や有限要素理論の専門的なトレーニングを受けていなかったり、十分に理解していなくても、QuickFieldを使用することができます。
一般に、QuickFieldは、幾何学モデルを定義し、材料パラメータおよびフィールドパラメータを定義し、そして、解析を実行し、最終的にその結果を分析するように設計されているコンピュータ・プログラムです。したがって、モデル化に際し、十分にモデルの物理特性を理解するためのエンジニアリング背景が重要であり、有限要素法に関する知識を特に必要としません。エンジニアはいうまでもなく、多くの高校生や大学生にも、QuickFieldによってフィールド解析を実行し、研究や教育に利用することは意義深いことです。
- QuickFieldを使用するに際して、2次元(平面および軸対称)で幾何学モデルを定義する方法を検討するべきです。
- 次に、どのタイプのフィールドを解析するかを正しく理解するべきです。その解析タイプは、非定常電磁場解析(Transient
Electromagnetics
)、DC磁場解析(DC
magnetics)、AC磁場解析(AC
magnetics)、静電場解析(Electrostatics)、DC電導解析(DC
Conduction
)、AC電導解析(AC
Conduction
)、熱伝導解析(Heat Transfer)、応力解析(Stress
Analysis)あるいは、より複雑な連成フィールド解析です。異なるタイプの装置およびプロセスのためのQuickFieldの可能な適用例はアプリケーション・セクション(Applications)
に記述されます。
- 問題のタイプが正確に理解できない場合や機能(Features)
情報でけでは、十分に理解できない場合には、さらに、ユーザーマニュアル(User's
Manual)の対応セクションを参照してください。
- よりアプローチに精通するためには、バーチャル教室(Virtual
Classroom)を訪問してください。この対話式ムービーは、QuickFieldによる問題の定義や分析などの主なステージを示します。
- ここでは、誰もがQuickFieldの教育用バージョンをダウンロード・サイト(download)し、インストールすることができます
- ダウンロードしたフリー・ソフをコンピューターにインストール後、いくつかの例題(それはハードディスク上の/Examplesディレクトリに存在します。)を使用することを推奨します。それらの例題は、QuickFieldオンラインヘルプ(QuickFieldの実行中に、F1キーを押してください。)およびユーザーマニュアル・サイト(User's
Manual)サイト
にも記述されます。解析しようとする問題に最も似ている例題を見つけて、そして、その例題に関する幾何学モデルの定義、ラベル、パラメータを検討してください。さらに、ポストプロセッサーを使用し、解析結果が表示できるか場合には、それぞれの計算値を確認してください。
- QuickFieldユーザ・インターフェースが理解できたならば、さらに、そのテスト問題の幾何学モデルやその他のデータを修正してください。その後、ゼロから自分の問題を定義することができるでしょう!
- ユーザーからの共通の質問や回答は、質問サイト(FAQ)セクションにリストされています。また、その他の技術的なお問い合わせにいては、以下にご連絡ください。
私たちは、QuickFieldが多くのエンジニア、研究者、学生に愛されるシステムになるように努めてまいります。 |