この新しい技術は、QuickFieldをより効果的に利用するために、QuickFieldのすべての解析機能を外部アプリケーションから利用することを可能にします。ActiveField(アクティブ・フィールド)技術は、QuickFieldの標準機能として搭載されます。
ActiveField(アクティブ・フィールド)技術は、QuickFieldを常時起動することなくQuickFieldの内部関数を実行することができます。これは、ユーザーにとって、反復的な計算を自動化し、解析に携わる時間を節約することができます。
最先端の技術開発に使用される外部のFEA、CAD、モデリング・ソフトウェア、事務処理ソフトウェアとQuickFieldを統合し、シームレス化の方法を提供します。
ActiveField技術は、異なる開発環境のQuickFieldオブジェクト・モデルを取り扱うことが可能です。たとえば、
ビジュアル・ベーシックをはじめ、Visual J++、Visual
C++のようなスクリプト言語によって、QuickFieldオブジェクトにアクセスすることができます。
QuickFieldオブジェクト・モデル(QFOM)は、フィールド・シミュレーション問題を定義し、解析するためのオブジェクト・セットです。QuickFieldオブジェクトは、新しい問題の定義、形状モデルの定義、メッシュの構築、そして、問題を解析するために、QuickFieldのグラフィック・ユーザーインターフェイスを使用し、対話式にその結果を分析することができます。
設計/製造過程のシステム上に、QuickFieldを組み込むことにより、QuickFieldの直感的でユーザー・フレンドリなインターフェイスはモデル定義を迅速に記述し、有限要素メッシュを生成し、問題を解析し、そして、結果を詳細に分析することができます。
QuickFieldは、実績に基づく有限要素解析(FEA)ツールとして、高く評価されています。
ActiveFieldチュートリアルでは、様々な環境において、反復計算を自動化し、解析モデルを分析するための使用方法が解説されていますす。
ActiveField技術に基づいて開発された、QuickField支援システムのLabelMover(ラベルムーバー)、Workbench(ワークベンチ)などを利用することができます。