長さの次元はすべてセンチメートルです。

条件

空気とコイルの相対的透磁率 m = 1
コイル中の電流密度 j = 1,000,000 A/m2
コアとピストンのB-Hカーブ

H (A/m)	460	640	720	890	1280	1900	3400	6000
B (T)	0.80	0.95	1.00	1.10	1.25	1.40	1.55	1.65

問題

ソレノイドおよびピストンに作用する磁界を推定してください。

解析

この磁気システムは、外部境界はソレノイドのコアと近接し、閉じられたモデルとして定義されます。この領域の磁界は無視できないので、外部大気の厚い層がピストン（Plunger）の境界においてモデル化します。

メッシュ密度はデフォルトを選択しますが、メッシュ分布を改善するために、3つの頂点をモデルに追加します。コイルの内部にこれらの頂点のうちの1つを定義し、ピストンのコーナー両側に他の2つの頂点を定義します。

力を計算するためにコンターによってピストンを囲みます。それは、ピストンとコア間のエアギャップに設定します。積分コンター定義し、既存のエッジのコンターの選択を避けるためズーム（zoom-in）モードを使用してください。

ピストンに作用する力： F = 374.1N

結果の比較

ピストン中のZ方向の最大フラックス密度

	Bz(T)
Reference	0.933
QuickField	1.0183

参照文献

D. F. Ostergaard, "Magnetics for static fields", ANSYS revision 4.3, Tutorials, 1987.