この問題の領域は底部をグランドとし、その他の3つの側面と上部は無限延と仮定します。
条件
空気の相対誘電率 e = 1
誘電体の相対的誘電率 e = 2
問題
コンダクタの自己/相互キャパシタンスを推定してください。
解析
外部境界の影響を回避し、領域作用をの影響を小さくするために十分に大きな長方形を定義します。一方のコンダクタを
U = 1 V とし、他方を U = 0 として、キャパシタンス・マトリックスを計算します。
自己キャパシスタンス: C11 = C22 =
Q1 / U1
相互キャパシスタンス: C12 = C21 =
Q2 / U1
ここで、電荷量 Q1 と
Q2
は、コンダクタ1と2のまわりの長方形のコンター上で評価されます。C11 と
C12 を計算するために、-6 」 x 」 0, 0 」
y 」
4 と 0 」 x 」 6, 0 」 y 」 4 の長方形のコンターを選択しました。
結果の比較
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C11 (F/m)
|
C12
(F/m)
|
Reference |
9.23·10
-11 |
-8.50·10
-12 |
QuickField |
9.43·10
-11 |
-8.57·10
-12 |
参照文献
A. Khebir,
A. B. Kouki, and R. Mittra, "An Absorbing
Boundary Condition for Quasi-TEM Analysis of Microwave Transmission
Lines via the Finite Element Method", Journal of Electromagnetic
Waves and Applications, 1990.